お客様の声・施工事例

■リノベーションで、車いすに対応できるバリアフリーを実現

今回は、大阪市天王寺区にある築35年のマンションを購入されたご夫婦からのご依頼でした。リノベーションに対するご要望は、2点ありました。1点目は、将来のご両親との同居を想定して、車いすでも生活できるようにバリアフリーにすること。2点目は、おしゃれなキッチンにするということでした。

最初に考えたのは、ドアについてです。車いすに乗っていても開閉がしやすく、床に段差がつかず、出入りの際に余分なスペースを必要としない引き戸を採用することにしました。 生活面では、洗面所とトイレは重要な場所です。従来の洗面所は、出入り口の左右に壁があり、幅も十分ではありませんでした。そこで、洗面台の位置を移動して、片方の壁を取り払い、もう片方の壁の幅も小さくすることで、横幅を確保しました。

また、洗濯機を置くパンのサイズを小さくし、その分トイレのスペースを広げました。トイレの戸も、出入りがしやすいよう、開き戸から引き戸に変更しています。また、ユニットバスのサイズを見直し1116から1216に変えており、浴室の広さを一回り大きいものにすることができました。

■リビングの主役となる洗練されたおしゃれなキッチン

キッチンは、従来の独立型キッチンから、開放的なオープン型キッチンに変えるリノベーションを提案しました。具体的には、フラット対面型キッチンにするというものです。壁や天井は白を基調としているので、キッチンのカラーはワインレッドにし、照明はスポットライトにしました。キッチンそのものが、部屋全体の中でのアクセントとなるように仕上げています。

隣接する洋室との境は、可動間仕切りというイメージで、3枚の引き戸にしました。プライベートを確保したい時は、閉めておけば別々の部屋です。一方、引き戸をすべて開ければ、リビングとつながって、約23帖という広々とした空間になります。お客様をよんでホームパーティを開いたり、家族や親せきが集まったりしても、十分に対応できる広さです。

■地元大阪だからこそ、希望をかなえるリノベーションが可能

室内を明るく広く見せるために、引き戸はすべて透ける素材を組み込んだ採光タイプを選びました。そのため、戸を閉めた時でも、向う側の光を感じたり、奥行きを感じたりすることができます。

バリアフリーとキッチンについての大まかなご要望をお聞きしただけで、プランについては基本的にお任せいただきました。工事が完成した際、施主様から、「こんなにきれいになって、まるでモデルルームみたい」とのお言葉をいただいた時には、このリノベーションを提案して本当によかったと実感いたしました。

大阪に本社のあるT.K.styleだからこそ、ここ大阪で、熟練した職人を揃えることも、スピーディーで細かなやりとりも実践できます。そうした総合力で、ご希望にかなったリノベーションを行うことが可能です。
大阪にてリノベーションでバリアフリーにするならT.K.style

※施工前、施工後は下記の画像をご覧ください。
(一段目)間取り・施工前、(二段目)施工後