お客様の声・施工事例

■マンションリノベーションでは、施工前の点検も入念に

大阪市東淀川区内にある築35年のマンションをリノベーションしました。入居者のイメージは、小さな子どものいる30代前半のファミリー層です。予算が限られていたことと、各部屋と水周りの位置関係の課題もなかったことから、間取りはそのままで、水周り、設備、クロス等を刷新しました。

水周りに関しては、ユニットバス、トイレ、洗面所、キッチンをすべて取り換え、給湯器も新しいものを設置しました。また浴室の扉は、従来の開き戸から開閉のしやすい折戸に変更しました。

水周り設備の施工をする際は、事前に電気やガスの点検を丁寧に行っています。特に、竣工から長い年月が経過している建物の場合は、傷んでいる部分はないかどうか、細心の注意を払って点検するよう心がけています。

■稼働間仕切りとダウンライトで幅広い空間に見せる

部屋の広さを有効活用するために、ダイニングキッチンと隣接している部屋を和室から洋室に変更しました。間仕切りには稼働間仕切りの建具を使っています。間仕切りを閉めれば独立した部屋になりますし、開ければダイニングキッチンと一体感のある広いリビングとしても活用できます。場合に応じて、2DKにしたり1LDKにしたりと、使い方に幅が出るよう工夫しました。

和室から洋室に変更した際、収納部分も押し入れからクローゼットに変更しています。中は、枕棚とパイプハンガーだけで、中段はあえて設けませんでした。これは、入居される方が、ご自分で使いやすいよう、自由に工夫してもらえる余地を考えたためです。

室内を広く感じるように、照明にも気を使いました。天井の照明器具は、気にならないように思いますが意外と圧迫感があるものです。そこで、廊下とトイレに関しては埋め込み式で出っ張りのないダウンライトを採用し、天井をすっきりさせました。

■リノベーションの成果を実感する入居の決定

ターゲットが30代ですので、部屋も明るくおしゃれな雰囲気になるよう考えました。若いご夫婦や小さな子どもでも快適に過ごせるよう、トイレには花柄のクロスを使い、優しい居心地のいい空間作りを目指しました。全体は白を基調としていますが、玄関脇の洋室は、一方の壁に濃い色のクロスを使い、デザイン性のある落ち着いた雰囲気を演出しました。

マンションリノベーションが終了してからしばらくして、リノベーションを依頼された不動産会社の方から連絡をいただき、工事が終わった翌週のオープンハウスで入居者が決定したとお伺いしました。私たちの仕事は、プランを立て施工が終了した時点で終わるのではなく、入居者が決まった時だと思っています。その決定を聞くと、嬉しさと同時にリノベーションの成果を実感することができます。

大阪市のマンションリノベーションなら「T.K.Style」

※施工前、施工後は下記の画像をご覧ください。
(一段目)間取り・施工前、(二段目)施工後