お客様の声・施工事例

■リフォームのポイントは、マンションの中心にあるリビングとキッチン

大阪の中心に近い中古マンションを購入された方から、リフォームを依頼されました3LDKで110㎡という広さを生かし、ホテルのようなマンションにしてほしいという要望でした。

リフォームのポイントは、部屋の中心にあるリビングとキッチンです。まず、リビングに隣接する8畳の和室を6.5畳の洋室に変更し、リビングを15畳から16.5畳に広げました。また、洋室の建具を3枚の引き込み戸にしたので、すべて開ければ23畳の広さにもなります。
次に、リビングに入る扉の位置を玄関側にリフォームしました。従来は、洗面所の出入口を過ぎてから扉がありましたが、洗面所の手前に設置したのです。その結果、リビングに入った時に、右手にあるオープンキッチンも視界に入り、空間に奥行きが感じられるようになりました。

■色とデザインと照明で、スタイリッシュなキッチンに

キッチンは、フラット対面型というシステムキッチンを採用しています。キッチンの色は、白い床に映える色に決めました。華やかでありながら、落ち着きと気品のあるオペラチェリーという色です。扉の取手は、シャープなイメージのライン取手というタイプを選びました。天井には埋め込み型のダウンライトを2つ設置し、キッチン全体を凹凸のないスタイリッシュな空間に仕上げています。

ホテルのようなマンションというイメージを基本に、各部屋のクロスにもこだわりました。キッチンからリビング、隣接する洋室の天井は、ヨーロッパの内装飾のようなクロスを張っています。
玄関脇の洋室は、天井は無地ですが壁は大きな花柄のクロスにし、室内のスペースを最大限利用できるよう、開き戸から引き戸にリフォームしました。奥にあるもうひとつの洋室は、壁は無地、天井には柄のあるクロスを選びました。夜に電気を消して見上げると、星が瞬いているように見える特殊なクロスです。

■マンション全体での統一感を意識したリフォーム

トイレは、湿気や結露、臭いが気になるという相談を受け、それらを防止するエコカラットというタイルを提案しました。背面の壁に張ったので、アクセントにもなっています。 トイレの収納扉をはじめ、洗面化粧台やクローゼットの扉、建具などは、マンション全体で統一したイメージを保つために、すべて横木目のウォールナットにリフォームしました。白い床に建具のウォールナットとキッチンのオペラチェリーが引き立ち、高級感のある雰囲気を演出しています。

仕事を通じての知人でもある施主様との打ち合わせは、全体を通じて非常にスムーズでした。工事中は「仕上がりが楽しみなので、あまり中に入らないようにします。」とマンションの玄関先で帰られた奥様が、引き渡しの時に「こんなに広かったかしら!」と喜ばれたのは、改めて自信になりました。

※施工前、施工後は下記の画像をご覧ください。
(上段 左から1枚目)施工前、施工後の間取り
(上段 左から2枚目~4枚目)施工前
(下段 全て)施工後